パリ市、新カーシェアリング「モビリブ」の事業者を決定

パリ市は5月6日、9ヵ月前にサービスを停止したステーションベース型カーシェアリング「オートリブ」に代わる新サービス「モビリブ」を行う4事業者を発表した。パリ市は公道の駐車スペース1213ヵ台分を「モビリブ」専用とし、Ubeeqo(レンタカーのヨーロッパカー子会社)がこのうち851台分の駐車スペースを付与された。これには、「オートリブ」用の駐車スペース713台分(EV充電設備が設置済み)が含まれる。残りの駐車スペース362台分を、ADA(レンタカー)とDrivy、Communautoが分け合う。なお、「オートリブ」の専用駐車スペースのうち、1000台分(充電設備が設置済み)は公衆に提供されている。
「モビリブ」は、サービスに配置された車の全てがEVではない、借りた場所に戻さなければならない、利用時間は1時間以上から、などの点で「オートリブ」と違っている。
Ubeeqoは3年以上前からパリ市で駐車スペース500台分(うち460台分は地下駐車場)を使ってカーシェアリング・サービスを行っている。マドリッド、ロンドン、ベルリンなどの欧州6都市でもサービスを展開している。パリ市での新サービスで使う車の三分の二はハイブリッド、20%はEV、残りは従来型の自動車。9月までにサービスの規模を段階的に拡大する。料金は車種により1時間6ユーロから9ユーロ(1日料金は45ユーロから80ユーロ)に設定される。
なお、パリ市では「Free to Move」(PSA)、「Moov’In Paris」(ADAとルノー)、「Car 2 Go 」(ダイムラー)のフリーフロート型のシェアリングサービスも始まっている。