ドローンによる配達、仏ではラポストのみが許可を取得

仏ゼコー紙は4月25日付で、グーグル傘下のWingが米国でドローン(無人航空機)による配達業務の認可を取得した件に関連して、仏の現状を伝えている。仏民間航空総局(DGAC)は2016年に、南仏バール県でドローンを利用した小包の定期配達便(配達距離は15km)を開設することを仏ポスト(郵便局)に許可した。同県の過疎地域に点在するスタートアップ企業への配達を行っている。サービス開始後の配達実績は小包91個で、成功率は95%。2018年の総飛行時間は260時間だが、うち半分はテストのためのもの。ドローンはDGACから許可を得た操縦者が取扱い、飛行速度は毎時30km、一回に配達できる重量は最大3kg。DGACは都市部でのドローンの定期配達サービスを認めておらず、今のところ、ラポストへの許可が唯一のものとなっている。ラポストでは、ドローンには墜落リスクがある上、経済的にも必ずしも採算が取れるものでもないと指摘している。