アフリカ:米SASとグーグル、AI分野でアフリカ照準

アナリティクス大手の米SASはこのほど、AI(人口知能)分野に向こう3年間で10億ドルを投資すると発表した。カサブランカでアフリカ企業150社の代表を招いて会合した際に発表したもので、その大部分をアフリカに振り向ける予定。アフリカでの投資は主として人材育成の分野で行われる。会合では、アフリカの企業家に自社事業を紹介すると同時に、同社が得意とする分野でアフリカ企業が直面する問題の汲み上げも行った。
これに先立ち、米グーグルはアフリカで最初のAI研究所をガーナに開設した。アフリカは数多くの課題を抱えており、世界の他の地域よりもAIの利用が重要性を帯びる可能性がある。例えば、アルゴリズムと音声・文字認識のおかげで、多くの書類を数百ある土着言語に翻訳したり、農家が農産物の生産をめぐる問題を早い時点で察知し、オンラインで市場価格を評価したりできるようになることが期待できる。ガーナの研究所では、研究者を育成すると同時に、政治家にAIの重要性を認識させることも目指す。
AFP 2019年4月13日、Jeune Afrique 2019年4月18日