政府、外国人留学生の授業料引き上げを決定

仏政府は4月22日までに関連政令3本を公示し、外国人留学生の授業料の大幅引き上げを決定した。9月の新学年から適用される。値上げは、欧州連合(EU)域外から大学に留学する者に適用される。学士課程で年間170ユーロから2770ユーロへ、修士課程で同243ユーロから3770ユーロへと大幅な値上げとなる。新料金は厳しい批判を受けており、政府は、博士課程学生について、2020年まで値上げを凍結することで譲歩したが、反対を押し切り値上げの方針を貫いた。政府はこれについて、値上げにより収入を確保し、外国人留学生への対応を改善すると共に奨学生も増やすと約束しているが、多くの大学が、値上げを口実に予算削減が決まるのではないかと警戒して、値上げに反対した。30程度の大学は、値上げを実施しない方針を明らかにしており、そのために、10%の学費免除枠を用いる計画だが、長期に渡り値上げを回避するのは事実上困難だと見られている。