ダノンとユニリーバ、ビーガン向けアイスを本格販売

仏ダノンと英蘭ユニリーバはフランスで2018年にビーガンに対応したアイスクリームの販売を開始していたが、売れ行きが好調であったことから、本格的販売に乗り出した。ダノンは2017年に買収した米ホワイトウェーブ社(オーガニック食品及びビーガン向け食品)の「アルプロ」(Alpro)ブランドで、2018年にビーガン対応のアイスクリームを試験販売した。最初は食品小売大手のカルフール店に限って販売していたが、好評だったので、2019年から販路を広げた。「アルプロ」のアイスクリームは、大豆、ココナッツ、アーモンドなどを素材とし、本来は牛乳アレルギーの人などを対象としていたが、ビーガンがトレンドとなりつつあり、脂肪分や砂糖が少ないことを理由に予想外の売れ行きがあった。既存製品に比べて脂肪分及び砂糖が30%少ないという。1個(500ml)の価格はオーガニック・アイスクリームと同額の5.95ユーロに設定されている。
一方、ユニリーバも2018年に「ベン&ジェリーズ」のブランドで、アーモンドを材料とするビーガン対応のアイスクリームを発売した。ダノンと違って、あくまでもニッチ商品に過ぎないとの立ち位置を維持しているものの、今年から「ベン&ジェリーズ」でココナッツ・バージョンを追加し、「マグナム」ブランドでもビーガン対応アイスクリームの販売を開始した。