モロッコ:EU、第三国発着のガス・パイプラインをEU法規の適用下に

欧州連合(EU)の閣僚理事会は4月15日、天然ガスに関するEU指令の改正案を採択した。改正案は、欧州連合(EU)と第三国を結ぶガス・パイプラインをEUの天然ガス市場に関する法規の適用対象とすることを骨子とするもので、EU加盟国の領域内を通過する部分が対象となる。指令案は、既存のパイプラインについて例外規定を適用する可能性を定めている。
EUは現在、域内の天然ガス消費の70%以上を主としてガス・パイプラインを用いてノルウェー、ロシア、アルジェリアから輸入している。アルジェリア産天然ガスをスペインに輸送するマグレブ・ヨーロッパ・ガスパイプライン(GME)はモロッコを経由しており、このモロッコ経由区間は、モロッコ、アルジェリア、スペインの三者合意が終了する2021年にモロッコの所有となる。
Le Matin 2019年4月15日