パリの緊急外来でストが拡大、5ヵ所で無期限スト

パリ市内の緊急外来4ヵ所で4月14日、無期限ストが始まった。看護師と看護師補助員らが労働条件の改善などを訴えてストに合流した。
パリ市内では、サンタントワーヌ病院の緊急外来が3月18日から、職員への暴行事件に抗議して無期限ストを開始した。今回、新たに4ヵ所(ラリボワジエール、ピティエサルペトリエール、サンルイ、トゥノン)がストに合流した。スト参加者には公共サービス継続の義務が課されることから、業務は維持されている。
ストは労組のSUDとCGTが支持している。スト参加者らは、緊急外来の来診者がこの数年間で年間3%程度の増加を記録しているのに、人員がそれに見合った形で増えていないことを批判。産休の補填などがなされておらず、労働条件が悪化する一方だと糾弾している。これらの公立病院を統括するAP-HPのイルシュ所長は、産休補填や増員の方針、安全性確保の措置などを示して説得を行ったが、スト合流を止めることはできなかった。労組側は特別手当の支給なども要求している。