美容室チェーンの創業者、ジャンルイ・ダビッド氏が死去

仏人の有名美容師ジャンルイ・ダビッド氏が4月3日、死去した。享年85才。米女優キム・ノバックのお気に入りとして知られ、国際的知名度も高かった。1961年にパリに美容室を開所して、「ヴォーグ」「エル」「ハーパーズバザー」などのファッション雑誌及びハーブ・リッツ、ヘルムート・ニュートンなどの写真家とのコラボを開始。1970年にはレイヤーカットを発案、1974年に進出した米国での経験を生かして、フランスで自分の名前を付けたフランチャイズによる事業展開を開始した。同時にジャンルイ・ダビッドのブランドでヘアケア製品の販売にも乗り出した。同氏が1983年に語ったところによると、女性たちが大挙して労働市場に進出した当時、軽くて、エレガントなヘアスタイルを求める流れに乗ったという。ジャンルイ・ダビッドの美容室チェーンは1983-1994年に欧州を中心に1000店近くを数えた。1990年代初めには経営を息子に任したが、チェーン展開する美容室との競争の影響を受けて事業は後退し、2002年には美容室チェーンで世界最大手の米レジスに売却された。その5年後にレジスはジャンルイ・ダビッドをプロバリアンス(同じく仏人有名美容師のフランク・プロボーが創業)に売却した。