男女間の賃金格差、若い世代では縮小傾向に

公的調査機関CEREQが発表した報告によると、若い世代においては、以前よりも男女間の賃金格差が縮小する傾向にある。2015年に行われた調査では、教育修了から5年後の人における男女間の賃金格差は11%、金額にして190ユーロとなり、1997年の同様の調査(20%、貨幣価値調整後で320ユーロ)と比べて縮小した。同じ期間に教育修了から5年後の平均給与を比較すると、男性では8%上昇したのに対して、女性では20%上昇しており、格差の縮小が実現した。女性の高学歴化(2014-16年の教育修了者に占める高等教育修了者の割合は、男性で40%、女性で49%)などが背景にある。教育修了5年後の就業率は、2015年調査で男性が75%、女性が74%とほぼ横並びとなり、1997年調査の男性84%、女性71%と比べて、ここでも格差の縮小が実現した。ただ、これは、男性の就職が多い工業部門における雇用の後退の影響により、男性の率が下がったことが主因であり、女性の雇用機会の拡大を示すものではない。