仏ビオコープ、全国900店の展開を目指す

仏オーガニック食品販売のビオコープ(Biocoop)は2018年に12億1000万ユーロの売上高を上げた。店舗数を560店へと74店増やしたことで、前年比で11%の増収を確保した。しかし比較可能ベースでは成長率は4%に低下する。ビオコープは食品小売大手の攻勢に加えて、同じくオーガニック食品販売を専門とするラビクレール(売上高は12%増の3億ユーロ)、カジノ傘下のナチュラリア(12%増の2億6000万ユーロ)からの追い上げを受け、成長が減速しつつある。
ビオコープは2017年から事業発展に向けた新たな取り組みに着手し、会社ロゴを変更し、TVでの広告キャンペーンを開始した。また店舗数の増加に備えて倉庫4ヵ所のうち3ヵ所を改修・拡大した。店舗数はいずれ900店にまで増やす予定。このほかパリに廃棄物ゼロをコンセプトとするADN店(ANTI DECHETS NATION)店をオープンする。またオーガニックのパン屋、肉屋などの単一商品を取扱う店舗や農村部における小型店の開設にも乗り出す。
なおビオコープのグリュファCEOは環境派政党の候補者として欧州議会選挙に出馬するために3月28日付けで辞任し、No.2のドロンヌ氏が後任として今後の舵取りをする。