仏政府、飲酒のリスクに警鐘

仏政府は国営テレビ放送局やインターネットなどを通じて、飲酒のリスクに警鐘を鳴らすキャンペーンを展開している。
公衆衛生当局によると、フランスでは飲酒量が過剰な者が1000万人程度に上るという。これは18-75歳の人口の4分の1弱に相当する。当局は、飲酒量の上限を「1日当り2杯(純アルコール量で10-20g)、1週間で10杯以下(純アルコール量で100g以下)」と規定。また2杯を続けて飲むことや、週に5日以上飲酒することを避けるよう推奨しているが、上記の23.6%の者は、週に10杯以上を飲んでおり、そのうちの8割は毎日2杯以上を飲んでいる。飲酒量が過剰な者の多くは男性。また3分の1は月収が1200ユーロ以下と低所得層に属している。
当局は飲酒が癌、高血圧、脳出血、循環器疾患などのリスクを高めると警告している。なお、一定量を超えない限り飲酒は健康に悪影響を及ぼさないという考えが広く流布しているが、当局は1日に1杯でも健康に有害だと強調している。