パリのラビレットでツタンカーメン展

パリのラビレットで3月23日に「ツタンカーメン ファラオの宝物」展が始まった。1922年に発見されたツタンカーメンの墓所の副葬品5398点のうち150点が展示される。開催は9月15日まで。料金は22-24ユーロ。
パリでツタンカーメンの特別展が開催されるのは1967年以来。当時は50点程度の展示だったが、124万人という記録的な入場者数を達成した。今回はさらに規模が大きく、予約販売で入場券が既に15万枚売れている。エジプト・カイロ博物館の所蔵品だが、2020-22年にオープン予定の大エジプト博物館に移送されることになっており、それを前にした最後の外国貸与となる。
ツタンカーメンは紀元前1336年から1326年まで在位の第18王朝時代の少年王。死亡したのは18才とも、19-20才とも言われる。権勢を誇った王ではなかったが、墓荒らしにあわないまま発見されたこともあり、極めて豪華な副葬品の数々が出土した。発掘の関係者が次々に死亡したことから「ファラオの呪い」が取り沙汰されることもあったが、今回の特別展では、呪いに根拠がないことを明らかにする解説も展示されており、若い世代の関心を高めることを狙った教育的配慮も行き届いている。