ルノー・日産・三菱自、経営陣を刷新

ルノー・日産・三菱自は、3月12日に3社の首脳陣による日産本社での共同記者会見でアライアンスの組織再編を発表した後、13日には各社のレベルでの経営陣の刷新を発表した。3社が同時に実施することで、アライアンスの「新たなスタート」を印象づけた。
ルノーではボロレCEOが執行委員会の役員7人のうちの3人の退任を明らかにした。また新たに7人を4月1日付で役員に任命する。
退任する役員のうち製品・プログラム部門担当のアンスラン氏(1957年生まれ)は引退し、同部門のナンバー2だったカサイ氏が昇格する。欧州事業担当のキュグレ氏はルノーを去り、後任は任命されない。同氏はボロレCEOと対立関係にあったことで知られ、またゴーン前会長兼CEOの退任後の後任CEOの候補の一人でもあった。ちなみに同じくCEOの候補だったコスカス役員(営業担当)もすでに11月の時点で退任してミュルゲ氏と交代している。
3人目の退任者であるセぺリ氏はボロレCEOの「特別顧問」に任命される。同氏はイラン系フランス人弁護士で、広報や法務を担当していたが、ルノー・日産のオランダ合弁会社RNBVを通じて50万ユーロの報酬を得ていたことが判明し、批判されていた(ルノーはこの報酬は正当なもので不正ではないとしている)。
新たに役員に昇格する7人のうち、2人はボロレCEOが最近採用した幹部。ロジェ氏(人事担当)は昨年6月、ルナール氏(マーケティング担当)は11月にそれぞれルノーに入社した。