仏皮革・革製品部門、2018年に初めて貿易黒字を記録

皮革及び革製品部門の仏業界団体CNC(全国皮革評議会)の集計によると、皮革・革製品部門は高級ブランド品の輸出好調に支えられて、2018年に初の貿易黒字を記録した。輸出は前年比10%増の117億ユーロ、輸入は8%減の107億ユーロで、10億ユーロの黒字だった。製品の価格上昇が輸出額を押し上げた。輸出のうち62%をバッグ類、30%を靴、5%を原皮が占める。イタリア、香港、米国が主要輸出先であるが、2010年から急成長した中国向け輸出は、2018年にも36%の増加を記録した。まだ輸出全体の4%を占めるにすぎないが、成長の余地が大きいとされる。
一方、輸入の61%を靴、29%をバッグ類が占める。CNCによると、革製品の国内需要は後退しており、輸入される製品価格も下降傾向にある。バッグ類の輸入先としては中国がトップで、その後にイタリアが続くが、イタリアからの輸入は44%の激減となった。