都市部建物屋上の緑化プロジェクト、ビジネスモデルを模索

仏都市部では、建物の屋上などで緑化が進められており、特にこの分野で進むパリ市の緑化プランでは、2020年までに建物屋上の100ヘクタールを緑化することを目標を掲げる(うち三分の一を農地とする)。市の担当者は、すでに緑化は115ヘクタールに達し(うち95%を既存建物で実施)、目標を達成したと強調する。大規模な緑化プランとしては、パリ18区の再整備プラン「Chapelle International」(仏国鉄の関連施設跡地)で、建物のテラスの7000m2の緑化及び野菜などを栽培するプロジェクトが挙げられる。またポルトドベルサイユの見本市会場パリエクスポの6号館では、2020年を目処に屋上1万4000m2を農地にすることが計画される。
建物屋上の緑化は発展の初期段階にあるとはいえ、エコシステムが形成されつつある。しかし、緑化プロジェクトの維持費の捻出、プロジェクトにかかわるスタートアップ企業の資金調達の問題などビジネスモデルがまだ確立されておらず、実施に至らなかったプロジェクトもある。