ウーバー傘下のジャンプ、今春にパリで自転車レンタルサービスを開始

米ウーバー(配車サービス)が昨年に買収した自転車シェアサービスの米ジャンプ・バイクスは今春、パリ市で事業を開始する。ジャンプは米16都市でサービスを開始済みで、欧州では2018年末に独ベルリンで試験サービスを実施、ポルトガルのリスボンで本格的サービスを開始したばかり。サービス開始にあたり、3月4日には、パリ市当局がモビリティ・サービス各社に遵守を要求する憲章(歩道における駐輪、オープンデータへの対応など)に調印した。ジャンプは欧州市場を重要視しており、特に新しい移動手段の導入で進んでいるパリ市でのサービス開始に期待する。
パリ市では事業者が交代したベリブがサービスを展開しているが、ジャンプではベリブと違ったサービスを提供することを強調し、2社の存続は可能としている。ジャンプのレンタル自転車は全て電動であり、フリーフロート方式を採用。同社は、レンタル自動車に対する破壊行為で撤退した事業者もあるが、街灯などに施錠できるシステムを搭載し、その使用を奨励することで、盗難や歩行者の走行を邪魔するような駐輪を避けると説明している。ジャンプのサービスは、ウーバーのアプリを通じて提供されることから、ウーバーの顧客に食い込んで利用を拡大することが期待できる。