アカデミー・フランセーズ、職業・役職の女性名詞化を容認

アカデミー・フランセーズは2月28日、職業・役職の女性名詞化に関する報告書を賛成多数で採択した。職業名等を、男性と女性の両方で表記することを認める方針を確認した。
アカデミー・フランセーズは17世紀に、フランス語の純化を目的としてルイ14世により設立された機関。職業・役職に女性形を用いることについて、アカデミー・フランセーズは長年に渡り抵抗してきたが、時代が変化し、抵抗も薄れたのか、今回の見解修正に至った。女性会員が中心となって見解の修正を主導した。
報告書は原則として、例外を除いて語尾にeをつけることによる女性名詞化を推奨。役職名については、それが人間としての属性というより、一時的に果たす役割であることを根拠に、抽象性が高いが故に女性名詞化を組織的に行うのは適切ではないとしたが、女性名詞を用いることに反対はせず、個別の例を論じつつ、定着した使用法の採用を促している。