サンテティエンヌ市、防犯用の街頭音声センサの試験導入を開始へ

サンテティエンヌ市(ロワール県)は、防犯目的で街頭に音声センサを設置して不審音を把握する試験を開始する。この種の取り組みがなされるのは全国で初めて。
音声センサはこの3月から取り付けが始まる。50体のセンサを高所に取り付けて、無線網(規格はまだ決まっていない)で結び、セレニシティ社が運営するプラットフォームにデータを集める。ここで不審音(ガラスが割れる音、叫び声、衝突音など)を分析・検出した上で、警察に不審音の種類と発生場所、時間等を通報するという仕組み。会話の内容は把握されず、録音もなされない。現行法令では、録音をしないことと、音を発した人物が特定されないことを、この種の装置を運営する上での条件として課しており、その点をクリアした上で、CNIL(個人情報保護機関)から試験導入の許可を得た。音声センサは、この分野で実績がある米アナログ・デバイシズ社が開発。米国で導入されたこの種の装置では、銃声のみを対象に拾っているが、サンテティエンヌ市の装置では、より多くの種類の不審音を扱えるように改良がなされた。試験は年末まで6ヵ月間行われる。