赤字ローカル線の将来、報告書が近く提出に

全国の赤字ローカル線の今後をどうするかが課題として浮上している。政府は1月11日に、鉄道問題に詳しい高級官僚のフランソワ・フィリゾ氏に報告書の策定を依頼、報告書は3月にも提出される予定となっている。
ローカル線のうち規模が小さい路線は全国で9137kmを数えるが、うち半分に当たる4500kmでは、保線不足のために低速運転を迫られている。また、39%が1日10列車未満の運行と少ない。運輸省の試算によれば、1日の乗客数が200人未満であれば、廃止してタクシー料金を肩代わりした方が安くつくという。
国鉄SNCFは、小規模路線の廃止計画は存在していないと説明してはいるものの、自由化の流れの中で、費用の圧縮は至上課題ともなっている。報告書の提出を前に、各種のアイデアが各方面から出されており、例えば、与党LREM所属のジェバリ下院議員は、線路を撤去してバスの専用軌道に鞍替えする案を提起。これだと従来以上のサービスを、10分の1の費用で確保できるという。