農業国際見本市、マクロン大統領が長時間訪問

毎年恒例の「農業国際見本市」が23日、パリ・ポルトドベルサイユ見本市会場にて開幕した。3月3日まで1週間余りに渡り開かれる。
農業見本市は政治家にとって重要イベントで、主要政治家はいずれも会場を訪問する。今年は5月26日に欧州議会選の投開票を控えているだけに、各政治勢力はいずれも力を入れている。初日の23日(土)にはマクロン大統領が会場を訪問。朝から14時間に渡り各所を訪問し、訪問時間の新記録を更新した。出展の農民らによる大統領の扱いは予想以上に好意的で、大統領は農民の声に耳を傾ける姿勢を特にアピールした。大統領は会場内で行った演説の機会に、フランスの農業の防衛に果たす欧州連合(EU)の重要な役割を強調し、親欧州の姿勢を改めて強調。農民支援を目的として、欧州共通農政(CAP)の修正に力を尽くすと約束した。
25日付で日刊紙ルフィガロが公表した世論調査によると、欧州議会選に向けての支持率では、「黄色蛍光ベスト」の候補リストが出た場合と出なかった場合のいずれでも、マクロン大統領のLREMと中道MODEMの統一リストが22%でトップとなり、極右RN(FN)の19-20%(「黄色蛍光ベスト」が出馬の場合は19%)を上回る勢いとなっている。以下、保守野党の共和党が12%、環境派のEELVと左翼「不服従のフランス(LFI)」がそれぞれ8%、社会党が6%、右翼「立ち上がれフランス」が5-6%(「黄色蛍光ベスト」が不出馬の場合で6%)で続いている。