ブラックストーン、サブサハラ・アフリカから撤退

米ブラックストーンはサブサハラ・アフリカのインフラ・エネルギー部門への投資を専門とするブラック・リノを手放し、サブサハラ・アフリカから撤退することを決めた。ブラック·リノは南アフリカを拠点とするプライベート·エクイティ·ファンドで、2014年7月にブラックストーンに買収された。ブラックストーンはブラック・リノを経営陣に譲渡する。譲渡価格は明らかにされていない。譲渡の理由も明らかにされていないが、ブラックストーンの方針にあった投資案件がブラック・リノの経営陣から提案されず、インフラ投資部門では中国との競争が熾烈である点も問題視された模様。
ブラック・リノはブラックストーンによる買収後に大型投資プロジェクトを立てづつけに発表した。ナイジェリアのダンゴートと合同でサブサハラ・アフリカのエネルギー・インフラ(電力、輸送、パイプライン)に5年間で50億ドルを投資する計画をはじめ、エチオピアとエジプトを結ぶ全長550kmのパイプライン建設(14億ドル)、ナイジェリアのQua Iboa火力発電所建設(10億ドル)などだ。しかし、これらのプロジェクトは一つも実現していない。
Jeune Afrique 2019年2月7日