サイバーハラスメントのLOL連盟、メンバーの処分始まる

10年前にツイッターなどを武器にネット界で幅を利かせていた「LOL連盟」なるグループが、多数のサイバーハラスメントを行っていたことが判明した。グループのメンバーは現在は30代で、マスコミ界で活躍している者も多い。事件の発覚を経て、関係者の処分が始まっている。
この件は、日刊紙リベラシオンが設置したフェイクニュース検証プラットフォーム「チェックニュース」が8日に公表した。リベラシオン紙には、「LOL連盟」の創設者であるバンサン・グラド氏と、メンバーだったアレクサンドル・エルボー氏が勤務(前者は契約記者、後者はウェブ部門の責任職)していたが、リベラシオン紙は社内調査を開始することを決定、両者を当面の措置として停職処分とした。
LOL連盟は、グラド氏が開いたフェイスブック上のグループで、パリの若手ジャーナリストらが参加していた。2009年から2012年にかけて特に盛んに行動し、フェミニスト系やLGBT系のブロガーなどを標的に、ツイッター上で集中攻撃をしたり、コラのGIF動画をばらまくなどしてバッシングを行っていた。渦中のエルボー氏は、8日の時点では、自らの行為を「冷笑的なユーモア」と形容し、「復讐心にかられた者たちが喜んでとびはねている」などと吠えていたが、10日には態度を改めて謝罪した。リベラシオン紙以外でも数社で元メンバーの解雇などの処分を決定した。