保健法案、13日に閣議決定へ

ビュザン保健相は13日、保健法案を閣議に提出する。医療砂漠対策を念頭に置いて、改革の基本的な方針を定める内容となった。全23条の比較的短い法案で、詳細は後に関係者らとの協議を経て定められることになる。下院審議は3月12日に開始される予定。
法案の目玉は、医学部の制度改革で、現状より2割多くの医師を養成することを目標に、不条理と問題視されている制度を手直しする。具体的には、2年進級時の定員制度を廃止し、記憶力偏重の進級試験の内容なども改める。卒業生の数の目標については、各地方の医療担当機関及び医学部が地元の需要に応じて決定できるようにして、必要な人材を確保できる形に改める。地方単位・地域単位での医療関係者の組織化と協力体制の強化も、医療砂漠対策の目玉の一つで、こちらは別途、政令等を定める形で推進される。デジタル技術の利用拡大も課題で、医療関係のデータの共有化・利用推進の受け皿となる新プラットフォーム「ヘルス・データ・ハブ」の設置や電子カルテの拡充、遠隔医療の推進などに関する条項も盛り込まれた。