CDGエクスプレスの整備計画は予定通りに実施=ボルヌ運輸相

ロワシー・シャルルドゴール空港とパリ東駅を結ぶ直通急行列車「CDGエクスプレス」の整備計画について、ボルヌ運輸相は5日、2024年のパリ五輪に間に合うように開業するとの方針を再確認した。CDGエクスプレスを巡っては、線路を共有することになるRER(郊外連絡急行)B線で、工事の影響によりダイヤが大幅に乱れる恐れがあるとの懸念が広がっており、沿線住民に加えて、パリ市のイダルゴ市長(社会党)やイルドフランス地域圏(パリ首都圏)のペクレス議長(共和党)を含む地方議員らから、計画の見直しを求める声が上がっていた。ボルヌ運輸相は、イルドフランス地域圏のカドー知事(非公選により任命の国の代表者)に依頼して提出させた鑑定報告書を踏まえて、予定通りコンセッション契約を近く締結し、年内に着工するとの方針を再確認した。ただ、カドー知事の報告書は、工事による影響が出る可能性を認めており、夏季に運行を全面停止して工事を行うなどの踏み込んだ対応を勧告している。