仏高速鉄道の定時運行率、低下が続く

仏国鉄SNCFでは高速鉄道(TGV)の定時運行率が2018年に87.9%へ低下した。定時運行率は2014年から連続して低下している。なお仏国鉄では、列車の距離により5分、10分、15分の遅れを定時運行率の計算の基準とする。鉄道ネットワーク刷新に向けた工事とTGV利用客の増加(2017年に1000万人増)に対応した列車本数の増加が定時運行率に影響した。こうした構造的理由のほかに、2018年は2月に降雪の影響があった。また、鉄道部門の改革に反対する長期的な抗議活動(3月-6月)により列車運行に支障が起き、さらにストによる整備の遅れが11月まで響いた。定時運行率は路線により大きな開きがあり、TGV東線(パリ・ストラスブール)は距離が短く、他の列車との相互接続が少ないことから、93.09%と各路線を大幅に上回った。