紙おむつの有害物質、政府がメーカーに対策を要請

乳幼児用の紙おむつから有害物質が検出された件で、政府は23日、メーカー各社の代表を集めて対策会議を開いた。2週間以内に有害物質の軽減のための具体策をまとめて報告するよう求めた。ビュザン保健相はこの会合後に、「乳幼児に即時の健康リスクはない」と言明し、消費者に対して落ち着いた対応を呼びかけた。
この件では、政府機関ANSES(食品・環境・労働安全庁)が23日付で鑑定報告書を提出。ANSESは、23ブランドの紙おむつを対象に、含有物質の分析を行ったが、その結果、グリホサートをはじめとする除草剤、芳香剤、揮発性有機化合物(VOC)、多環芳香族炭化水素(PAH)、ダイオキシンなどの有害物質が検出された。一部の物質については、通常の使用(3才までに4000枚の使用)の場合で暴露が許容上限を超えることも考えられるという。ANSESはこの結果を踏まえて、紙おむつの着用に係る健康リスクを除外できないと結論している。