二酸化チタンの使用停止、4月半ばにも施行か

二酸化チタンの使用停止問題について、ルメール経済相は11日、消費者団体等の代表を集めて協議を行った。団体側の発表によると、経済相はこの機会に、4月半ばに使用中断を決めると約束した。
二酸化チタンは白色や光沢を得るための添加剤「E171」として、食品を含む幅広い製品に使用されている。ナノ粒子となった場合に、発がん性を高めるリスクが指摘されており、消費者団体などは以前からその使用禁止を求めて働きかけてきた。去る11月に可決された法律には、E171の使用中断措置が盛り込まれているが、経済省による施行令の公示が遅れており、団体側は早期の対応を呼びかけていた。ルメール経済相は会合の機会に、使用中断措置を施行するためには欧州委員会に申請を行う必要があり、その際に、科学鑑定結果を提出する必要があるとし、当局機関ANSESに依頼した鑑定結果が提出される4月半ば以降の施行になると説明したという。
食品業界は、E171の禁止を見越して準備を開始している。既に使用を廃止したメーカーもあり、カランバール(砂糖菓子)やPBブランド(カルフール、シュペルU、Eルクレール)など数社も、今年から段階的に排除を進めると約束している。