パリ9区でガス爆発事故、4人が死亡

1月12日朝、パリ9区のトレビス通りで爆発事故が起きた。13日時点では、消防士2名を含む4人が死亡。9人が重体で、ほかに42人が軽傷を負った。
ガスの匂いがするとの通報を受けて、消防士が出動して間もなく、爆発が起きた。死亡した2人の消防士はガスの元栓を閉める作業に当たっていた。定休日で閉店していたパン屋と飲食店が爆発で炎上した。詳しい原因は今のところ判明していない。事故が起きた周辺の建物にいた400−600人に避難勧告が出された。
パリ市の都市ガス網は全長1950kmに上り、20世紀に整備された。平均の年数は30年を超えている。パリ市がガス管を所有し、GRDF(エンジー子会社)が管理、ガス漏れ探知の検査を実施している。GRDFは年間5000万ユーロを投資して、40km相当のガス管を毎年、刷新している。GRDFによると、ガスに関する緊急通報は全国で年間16万件に上り、パリ市では1万件を数える。12日も事故現場に出動していた。
ガス爆発事故がパリ市で最後に発生したのは、2016年(第6区で負傷者17名)に遡る。全国では2008年にリヨンで発生した事故(消防士1人が死亡、40人が負傷)がある。