2018年のフォアグラ販売、2016年の水準まで回復

仏南西部でのフォアグラ生産は、鳥インフルエンザの2度の発生の影響で激減していたが、今年は生産規模1万6000トンと2016年の水準まで回復した。売上高は20億ユーロに達すると見込まれる。鳥インフルエンザの流行で、カモやガチョウを大量に殺処分したあと、業界では、多額投資を実施して、フォアグラ生産の全プロセスを抜本的に見直した。生産コストは約15%上昇したが、生産が回復したので、価格は昨年並にとどまる見通し。
フォアグラの市場規模は従来とほぼ同レベルで、消費者の80%がフォアグラを量販店で購入する。加工業者は、贈答用の詰め合わせにしたり、パッケージに工夫を凝らしたりしてフォアグラの商品価値を高めるのに注力している。フォアグラ販売のラフィット社によると、フォアグラの輸出は全体の15%を占め、その大半が日本向け。日本はフランスに次ぐフォアグラ消費国で、鳥インフルエンザの発生で、3年にわたり輸入を禁止、今年6月から輸入を再開したという。