ピカソ人気、ますます盛んに

2017年から2019年にかけて行われるピカソを題材とした国際的な文化イベント「Picasso-Méditerranee(ピカソ-地中海)」には、78の美術館やギャラリーなどが参加している。パリ・ピカソ美術館とスイス・バーゼルのバイエラー財団美術館の協力で開催中のパリ・オルセー美術館の「ピカソ、青の時代とバラ色の時代」展もこの一環として行われている。この展覧会は非常に大きな成功を収めており、来年6日の終了までに65万人の入場客が予想される。
ピカソは5万点と膨大な作品を残したため、数々の都市に「ピカソ美術館」がある。また、ピカソはこの膨大な作品により、各地で回顧展が同時に開催されても問題のないアーティストである。ピカソ展があまりにも頻繁に世界のどこかで行われているため、ピカソは一種のブランドとなっており、しかも飽きられたり廃れる気配はない。むしろ作品が展示されればされるほど、作品の価値もあがる、という好循環を生み、このようなピカソ人気は、画商や作品を相続した遺族に多大の富を齎している。