消防士に対する暴力行為が増加

内務省が12月19日に発表した集計によると、出動中に暴力行為の被害を受けた消防士の数は、2017年に前年比で23%増加し、2813人となった。前年(17.6%増)を上回る増加率を記録した。
2017年の出動回数が470万回に上ることを考えると、暴力行為の数はまだ多いとは言えないが、10年間で見ると213%の大幅増を記録。また増加の勢いは加速している。この傾向は2018年も続いており、パリとパリに隣接する県においては、年初来の11ヵ月間で293人に上り、前年同期の198人を上回った。
救助の対象となった人やその近親者などによる暴力行為が増加しているのが目につく。社会的に困難な状況にあったり、アルコールや麻薬・覚せい剤の影響下にある人達が、救助にきた消防士に対して暴力を働くケースが増えているという。去る9月にも、バルドマルヌ県で、救助に向かった消防隊員が精神異常者に刺され、死亡する事件が発生している。