犯罪統計:性的暴行と窃盗の増加目立つ

公的機関ONDRPと内務省がまとめた犯罪統計が6日に公表された。性的暴行や窃盗の増加が目立った。
この調査は、2017年に発生した犯罪被害の把握を目的に行われた。1万7000世帯を対象にした対面聞き取り調査の形で行われ、被害届や提訴の件数ではなく、調査の際に表明された被害を受けたという証言を集計し、これを拡大適用する形で実態の把握を試みた。これによると、自宅外で暴力を受けた人の数は2017年に67万2000人に上り、前年の61万人を上回った。うち往来での暴行は40%を占めて最も多く、これに「職場・学校」が24%、「住宅」が17%で続いた。半数近くで暴行者は知人だった。自宅外での性的暴行の被害者は26万5000人に上った(うち9万3000人が強姦又は強姦未遂)。この数は前年の17万3000人を大きく上回った。家庭内の暴力・性的暴力は40万8000人となり、こちらも前年の28万5000人から大きく増加。被害者の66%が女性で、女性の45%では配偶者が暴行者だった。性的暴力を申告する人が増えたのは、世界的なセクハラ告発キャンペーンの影響もあると考えられる。他方、侵入窃盗の被害者(未遂含む)は56万9000人となり、前年比で21%の大幅増を記録した。暴力の伴わない盗難(未遂含む)の被害者数は110万人となり、こちらは実に46%の大幅増を記録した。逆に強盗の被害は21万人と、前年の37万2000人から減少した。