燃料価格高騰の抗議行動、24日にパリでデモ

燃料価格の高騰に抗議する「黄色蛍光ベスト」の運動は、21日時点で全国にて1万5000人が参加、17日の開始時に比べて規模はかなり衰えた。参加者のモチベーションは高く、道路閉鎖を治安当局に排除されるたびに、別な場所に移動したり、元の場所に戻るなどして、イタチごっごを続けている。当局集計によると、抗議行動に絡んで2人が死亡、585人が負傷(うち16人が重傷)しており、逮捕者は745人に上った。状況はレユニオン島(海外県)で特に深刻で、デモ隊に暴徒が加わる形で略奪行為を行ったり、治安部隊を攻撃するなどの事態に発展。当局は20日に島内の半分で夜間外出禁止令を発令し、治安部隊の投入を強化した。
「黄色蛍光ベスト」運動は24日にパリでデモを呼びかけており、これが次の山場となる。30万人程度が参加する可能性があるが、場所がまだ決まっておらず、混乱が生じる恐れもある。最新の世論調査では、77%の国民が抗議行動を支持しており、支持が高い間は収束は難しくなる。