第1次世界大戦終戦から100年、パリで式典

今年は第1次世界大戦の終戦からちょうど100周年を迎えた。フランス政府は、停戦合意が締結された11月11日に向けて、一連の記念行事を行った。10日には、停戦合意が調印されたコンピエーニュ市にメルケル独首相を迎えて式典を挙行。かつての敵だった独仏が共に平和を目指す姿勢をアピールした。続く11日には、パリの凱旋門にある戦没者慰霊モニュメントなどで式典を挙行、こちらには、トランプ米大統領を含む84ヵ国の元首級が出席した。マクロン大統領は続いて、「平和フォーラム」をパリ市内で開催。メルケル独首相ら各国の首脳と共に、平和の実現と維持に果たすマルチラテラリズムの重要性を確認した。こちらにはトランプ米大統領は出席せず、見解の相違ぶりをうかがわせた。トランプ大統領は9日夜にフランス入りしたが、その直前にツイートで、「中国、ロシア、米国に対抗できる欧州独自の軍事組織」の設立をマクロン大統領が呼びかけたのは米国に対する侮辱だと言明。マクロン大統領は10日、トランプ大統領夫妻を大統領府に迎えて会談し、トランプ大統領もこの機会には、「北大西洋条約機構(NATO)における欧州の資金負担拡大に向けてマクロン大統領が積極姿勢を示した」ことを歓迎したものの、表情は硬く、両国間の関係が緊張含みになっていることを印象付けた。