総合:ドイツ、対アフリカ投資促進のため10億ユーロの基金を設置

メルケル独首相は10月30日、欧州中小企業の対アフリカ投資促進を目的に10億ユーロの基金を設置すると発表した。同日ベルリンで開催されたアフリカにおける民間投資に関する会議「コンパクト・ウィズ・アフリカ」の席上で発表した。新基金を通じて、アフリカへの投資を希望するドイツ及び欧州の中小企業に資金を提供すると同時に、アフリカの中小企業にも資金を提供する。また、主として現地で独企業をサポートするためのコンサルティング・ネットワークも形成する。メルケル首相は、「長年にわたって私たちの関心はアジアに向いてきた。将来はもっとアフリカに目を向ける必要がある」と言明した。
メルケル首相はアフリカ大陸から欧州への移民の流入を抑えるべく、アフリカ開発を任期中の優先課題の一つに据えており、この数ヶ月間に何度もアフリカを訪れている。
コンパクト・ウィズ・アフリカはG20議長国だったドイツのイニシアチブで2017年にスタートしたプログラムで、アフリカ12ヵ国が参加する。今回の会議にはアフリカ11ヵ国から首脳が参加した。これまでにガーナ、チュニジア、コートジボワールが3億6500万ユーロの優遇融資を享受している。国際金融公社(IFC) によると、同プログラムに参加していないアフリカ諸国による外国直接投資(FDI)の受け入れは過去5年間で減少したが、参加国の投資受け入れは同期間中に36%増加した。
AFP、Jeune Afrique 2018年10月30日