電子カルテの全国導入が開始に

政府は6日、電子カルテの全国導入を開始した。一部の地域で先行導入した制度を全国で利用可能とする。任意制度として導入する。
フランスにおける電子カルテはDMPと呼ばれ、既往症やこれまでの検査の結果など、本人に関する情報を蓄積しておく各人のデータベースとして機能する。医療関係者に情報の閲覧を許可することで、医療をより効率的に、無駄を省きつつ行うことが可能になるものと期待されている。導入開始は2004年に決まったが、技術的な問題や予算超過など様々な問題に直面し、本格運用が遅れていた。2016年になりようやく9つの県で試験導入が開始。これまでに190万人が開設に応じた。政府は、全国導入の開始により、5年後に4000万人の達成を目指す。
サービスは無料だが、医師の側の評判は今一つで、使い勝手が悪く記入に時間がかかるといった不満の声が上がっている。医師側は、記入に奨励金を支払うよう政府に求めているが、政府はこれに応じない構えを見せている。