マクロン大統領、4日間の「休暇」入り

マクロン大統領は31日から週末まで、事実上の休暇に入った。11月3日(土)まで、公式日程が完全な空白となっている。
大統領は自他共に認めるハードワーカーで、就任以来で、これほど長く予定が一切ない期間はなかった。大統領は、通常は水曜日に行われる閣議を1日早めて30日に開き、同日にオードフランス地域圏の地方議員と懇談の昼食会に臨んだのを最後に、完全休養に入った。休養先は公表されていないが、トゥーケにある別荘や、ベルサイユにある大統領公邸には立ち寄らないと発表されている。大統領府は、大統領が4日(日)から、第1次大戦の激戦地だった北東地方を歴訪する予定であることを挙げて、11日(日)の終戦記念日式典まで休みなしに公務をこなすため、激務を前に休息をとるのが目的だと説明している。夫の働きすぎを懸念するブリジット夫人の懇願によるものだとの報道もある。
就任以来1年余りで矢継ぎ早の改革を進めたマクロン大統領だが、このところは支持率も低落し、政局運営は曲がり角を迎えたという印象もある。そうした中の休養だけに、大統領の心身の消耗具合がかなり大きいのでないかとうがった見方をする向きもある。