学校の暴力対策、政府が近く公表へ

ブランケル教育相は26日、関係閣僚らと共に、学校における暴力事件の対策を協議する会合を開いた。ベルベ法相、カスタネル内相、ニュネズ内務閣外相が出席した。具体的な対策は30日の閣議の際に提出される。
数日前には、クレテイユ市内の高校で生徒が偽の拳銃を突き付けて教員を脅して、出席簿を書き換えるよう要求している場面を映した動画がインターネット上で出回る事件が発生。これを契機に、教員らが「#pasdevague」で自らの体験を公表し、対応を訴える動きが広がっている。教員らは特に、暴力や暴言などの被害を受けた場合に、校長など上層部がまともに取り合わず、また生徒の制裁を渋るといった反応が多いことを問題視している。
ブランケル教育相は26日、検討中の対策の内容として、事案が必ず通報され、重大性に応じた制裁の適用が徹底されるようにするための制度の改善を提案すると予告。また、退学処分になった13-18才の生徒を受け入れる特別施設(教員、軍人、警官により運営)の設置や、中学・高校内における警官・憲兵隊員の駐在といった対策を提案する考えを示した。校内に警官・憲兵隊員が入るという対策は、過去にも導入された例があるが、期待された効果は得られずに打ち切られたという経緯がある。教員や父兄のいずれも慎重な見方を示している。