失業者数、7-9月に再び増加

雇用省発表の四半期統計によると、9月末の失業者数は345万6800人となり、3ヵ月前から0.5%、数にして1万6300人増加した。1年前と比べると、失業者数は4万人程度減少しているが(1.2%の減少に相当)、減少の勢いはかなり鈍っている。
当該月に一定の就労実績がある求職者を含めた失業者総数は、9月末に564万9600人に達し、こちらは3ヵ月前から0.4%増加(2万1700人増)、1年前と比べても0.6%の増加を記録している。
当該月に就労実績がない失業者数は、2017年第4四半期から2018年第1四半期にかけて顕著に減少したが、第2四半期には増加に転じて、第3四半期には増加の勢いがさらに増した。これは、経済成長が今年に入り減速したことが、やや遅れて雇用情勢に波及したためと考えられる。他方、当該月に一定の就労実績がある者も含めた失業者総数は長期に渡り増加傾向が続いており、雇用の不安定化の懸念とも相まって、雇用情勢の本格的な回復は遅れている。