南欧でウエストナイル熱が流行、仏での患者は24人

南欧でウエストナイル熱が流行している。今年に入りイタリアでは550人、ギリシャでは302人の罹患者が確認済みで、南仏においても、これまでにコルシカ島、PACA、オクシタニー地域圏において24人の罹患が確認された。南欧では毎年6月から11月にかけてウエストナイル熱に罹患する患者が出ているが、今回はこれまでで最大規模の流行となっている。ウエストナイル熱ウイルスによる感染症では、ウイルスに感染した鳥を吸血した蚊が馬や人への感染を仲介する。人への感染ではその80%が無症状だが、3-15日の潜伏期間を経てインフルエンザの症状が出てくる場合がある。特に50才以上の人の間で神経系の重大な疾患を引き起こすこともある。
南仏では、8月初めに全ての献血に対して、ウエストナイル熱の感染を確認するための検査を実施、11月末まで継続する。この措置は2015年、2017年にも実施されたが、検査期間はより短期間で終了していた。他の地域での献血については、仏及び国外(南欧、米国、カナダなど)での滞在に関する質問を通じて感染リスクを探る。