パリ市内のセーヌ川に水浴場、2025年のオープンを予定

パリ市は10月18日、市内を流れるセーヌ川に5ヵ所の水浴場を設けると予告した。2025年のオープンを予定する。
パリ首都圏のセーヌ川では1930年代を最後に水浴が禁止されている。水浴再開を目指す動きは1990年代からあったが、水質改善がなかなか進まず、今日まで実現していない。2024年のパリ五輪では、一部の競技をセーヌ川で行う予定で、これが水質改善に向けたはずみとなることが期待されている。パリ市は、市内の5ヵ所(エッフェル塔を望む河岸やブーローニュの森、12区のベルシー橋・シモーヌドボーボワール橋の間など)で、パリ五輪の翌年の2025年に水浴場のオープンを目指すことを決めた。
市外でも、セーヌ川と上流のマルヌ川であと21ヵ所の水浴場が整備される。バルドマルヌ県内のマルヌ川流域では、一足早く2022年にもオープンが可能になる予定。水質改善プログラムには13億ユーロ前後が投資されるが、うち85%強は欧州連合(EU)の環境基準達成に必要な支出であり、水浴を可能にするための追加投資は一部に過ぎない。総額のうち2億-3億8000万ユーロは民間部門による実施分となる。