スウェーデン、徴兵制が復活

スウェーデンは2017年に徴兵制度を復活させた。第1期として2500人が招集され、今年7月から訓練が始まった。
スウェーデンは1901年に徴兵制を導入したが、2010年に中断が決まった。ただ、ウクライナ問題などを契機に、ロシアの脅威が近年、深刻に受け止められるようになるに至り、国会は2017年3月に徴兵制の復活を決めた。具体的には、2017年春に1999年生まれの若者(以前とは異なり女性も対象)9万人に徴兵用の質問票に記入を義務付け、適性や希望を聞いた上で6000人を選び、体力テストや心理テストを行った上で2500人(うち女子400人)を選抜し、訓練生として採用した。選抜に漏れた人のうち1500人は志願兵として登録した。
訓練生は1ヵ月に4200クローナ(405ユーロ)の支給を受け(非課税)、除隊時には訓練月数に4200クローナをかけた除隊手当の支給を受けられる。2018年春の募集(2000年生まれ)では1万1000人の予備選定がなされた。2020年からは年間5000人の訓練生を採用する予定で、状況に応じてさらに増やすことも検討する。