2018年のノーベル物理学賞、フランス人が受賞

2018年のノーベル物理学賞の受賞者が10月2日に発表された。仏ジェラール・ムールー氏(74)を含む3人が受賞した。
今年の物理学賞はレーザー技術に貢献した3人が受賞した。ムールー氏は、高強度長短パルスレーザーの開発への寄与で受賞。ムールー氏の部下として研究に携わったドナ・ストリックランド氏(カナダ)と受賞を分け合った。女性の物理学賞受賞はストリックランド氏が史上3人目となった。高強度長短パルスレーザーは眼科手術などに応用されている。残る一人の受賞者である米アシュキン氏は96才、「光ピンセット」を最初に提唱し、生物学研究に資する新技術に道を開いたことが評価された。賞金は、半額がアシュキン氏に、残る半額がムールーとストリックランドの両氏に半分ずつ贈られる。
ムールー氏は米国の大学で研究を続け、現在は仏ポリテクニーク(理工科学校)の名誉教授。フランス人のノーベル物理学賞受賞はこれで14人目。