パリ国際モーターショーが近く開幕、EVが主役に

パリ国際モーターショーが10月2日、パリ市内のポルトドベルサイユ見本市会場にて開幕する。一般公開は4日から14日まで。
今年のモーターショーはEVが主役となった感がある。各社ともEVの新モデルを展示。独メルセデスベンツは「EQC」を、独アウディは「e-tron」を公開。仏PSAは「DS3クロスバック」を、キアは「Niro」の発表を予定する。
現在、欧州では、EV市場の6割を4モデル(日産のLEAF、ルノーのZOE、フォルクスワーゲンのeゴルフ、BMWのi3)が分け合っているが、2019年にかけて新モデルの投入が相次ぐ。キアの「Niro」は年末に発売、アウディの「e-tron」も、年末の発売に向けてベルギー工場で生産が9月に始まった。2019年には、SUVであるEQC(メルセデスベンツ)とDS3クロスバック(PSA)、フォルクスワーゲン「eゴルフ」を後継する「IDネオ」、プジョー208とオペル「コルサ」(共にPSA)の発売が予定される。
各社とも、ディーゼル不正事件を契機とするディーゼルエンジン車の販売減に直面し、欧州連合(EU)が定める二酸化炭素排出量削減目標の達成が難しくなっている折、活路をEVに探っているという事情がある。目標の達成に失敗すると制裁金の支払いが必要になり、これを避けるためにはEVの販売増が切り札となる。PwCによると、世界の自動車生産に占めるEV・ハイブリッドの割合は現在7%弱だが、2024年には19%を超える見込みという。