与党LREM、下院議員団団長にルジャンドル氏

与党LREMの下院議員団は9月18日に団長選挙を行った。第2回投票でジル・ルジャンドル副団長(60)を団長に選出した。
LREM議員団のフェラン団長は、下院議長に就任したため団長職を退いた。このため、後任の団長の選出が必要になった。投票には7人とかなり多くの候補が名乗り出たが、第1回投票で僅差で1位と2位になったルジャンドル氏とレスキュール氏の間で第2回投票が争われた。ルジャンドル氏は157対107というかなりの差をつけて当選した。
ルジャンドル氏は2016年5月という早い時点でマクロン大統領に合流。大統領は当時、政治運動「アンマルシュ」を立ち上げたばかりだった。大統領選後の総選挙ではパリの選挙区から出馬、保守が強い選挙区(フィヨン元首相のかつての選挙区)で、大物のコシュスコモリゼ元環境相を破って当選を果たし、LREM議員団の副団長に就任していた。
LREM議員団は結局、マクロン大統領に近い人物を選び、継続性を優先したことになる。ただ、与党議員の中には、マクロン大統領の政局運営について、協議なしに上から決定を押し付けるものだと不満を持つ向きも増えており、最近ではフレデリック・デュマ議員(女性)が議員団からの離脱を決めるなど、動揺も広がっている。ルジャンドル新団長は難しいかじ取りを求められる。