コロン内相、2019年の辞任を予告

コロン内相は18日刊行の週刊誌レクスプレスとのインタビューの中で、内相職を2019年に辞任すると予告した。2020年の統一市町村選挙でリヨン市市長に復帰することを目指すために閣僚を辞すると説明した。
コロン内相は71才。社会党の出身で、長年に渡りリヨン市市長を務めた後、最初期からマクロン現大統領の大統領選出馬を支持。マクロン政権には内相として入閣し、重鎮という位置づけだった。内相は、市議会選に出馬する以上は、内閣を離れるのが当然だと述べて、2019年5月の欧州議会選挙まで閣僚職に全力投球し、その後に辞任して今度は市議会選の準備に全力を尽くすと説明した。
政府筋では、今回の発表についてはマクロン大統領も承知しており、格別の事件ではないと説明しているものの、コロン内相の辞任予告は大統領にとって痛手となる。特に、内相はこのところ、公然とマクロン大統領の政策運営をいさめる発言を繰り返しており、政権の慢心と驕りを問題視する姿勢を示していた。内相はとりわけ、高齢者層へのしわ寄せ(増税と年金支給額の改定幅抑制)が大きいとして、一連の政府決定を批判していた。