仏、温室効果ガス排出量とエネルギー消費の目標を守れず(NGO報告)

仏環境NGOのレゾーアクシオンクリマとCLERは9月13日、仏が温室効果ガス排出量とエネルギー消費の目標値を守っていないとする内容の報告書を発表した(www.observatoire-climat-energie.fr)。この報告書作成には仏ADEME(環境・省エネ庁)も参加。パリ協定およびエネルギーに関する戦略計画「数年次エネルギー計画(PPE)」で採用された目標値の2017年における達成状況を調べた。その結果、目標値に対して、温室効果ガス排出量については6.7%、エネルギー消費量については4.2%上回っているとの結果が出た。温室効果ガス排出量の内訳を見ると、排出量全体の30%を占める輸送部門では目標値を10.6%超過。建築部門では22.7%、農業部門では3.2%の超過が見られた。工業部門のみが目標値を0.8%下回っていた。エネルギー消費量に関しては、特に化石燃料由来のエネルギー消費が目標値を4.5%上回っている。
フランスは温室効果ガス排出量に関し、2013年比で2028年に27%、2050年に75%の削減を目指している。またエネルギー消費量については、2030年に2012年比で20%の削減を目標としている。