仏エルメス、中国で10月半ばにネットショップを開設へ

仏高級ブランドのエルメスは10月半ばに中国でネットショップを開設する。中国では高級ブランドは中国のネット大手と協業することが多いが、エルメスは当面、自社で事業を行う意向を表明した。中国で販売する商品については、現地責任者が売れ筋商品を中心に選択する。ただし、販売する商品は在庫があるもので、注文から引き渡しに数ヶ月かかるケリーやバーキンなどのバックは取扱わない。米国と欧州のネットショップでは、スカーフ、ネクタイ、宝飾品、香水が売れているという。エルメスは2017年に米国で、2018年年初に欧州でネットショップを開設し、ネット購入者の78%が新規の客であったことから、中国でも新規顧客の獲得に期待する。
なお、同社では、生産増強、店舗の改修に加えて、デジタル技術の利用に関する投資が増えたことで、今年1-6月期の投資総額は前年同期の1億500万ユーロから1億2800万ユーロへの増加を記録した。売上高は前年同期比(為替変動調整後)11%増の28億5000万ユーロ、営業利益は6%増の9億8500万ユーロとなり、営業利益率は過去最高の34.5%を達成した。