ドイツのウェーバー欧州議員、欧州委委員長就任を目指すか

ドイツのマンフレート・ウェーバー欧州議員(46)は5日、次回の欧州議会選挙で、所属する欧州人民党(保守)の筆頭候補として指名されることを目指すと発表した。筆頭候補指名を受けられれば、欧州委員会の委員長に就任する道が開ける。
ウェーバー議員はドイツのキリスト教社会同盟(CSU)に所属。保守勢力内でも特に右寄りの姿勢で知られる。欧州委のユンケル現委員長は、前回の選挙で、欧州議会における第1党となった欧州人民党の筆頭候補として委員長職の再任を果たしており、次回の2019年5月の欧州選挙後の欧州委委員長選びの方法はまだ確定していないものの、第1党となる公算が強い欧州人民党の筆頭候補となれば、委員長の最有力候補となる。
ウェーバー議員の立候補についてはドイツのメルケル首相も理解を示したとされている。メルケル首相はこれより前、ドイツ連銀のワイトマン総裁の欧州中銀(ECB)次期総裁就任を支援しないことを決めており、中でもフランスが難色を示していたドイツ人総裁就任を取り下げたことにより、欧州委委員長の人事では、フランスから支持を取り付けるめどが立ったという見方もある。ただ、欧州人民党がウェーバー議員の支持でまとまるかどうかは不明で、他の候補が浮上する可能性もある。