マルセイユ駅の脱線事故、線路の断裂が原因か

仏国鉄SNCFは9月4日、高速鉄道(TGV)がマルセイユ・サンシャルル駅で8月24日に脱線した事故について、社内調査の結果を発表した。線路の一部が断裂したことが事故に繋がったことが明らかになった。線路の断裂は線路の下部に酸化を原因とする亀裂が生じ、これが広がったために起きた。ただし、根本的な原因解明はできておらず、国鉄は脱線のシュミレーション及び事故車両の問題など、追加調査の実施も発表した。事故が起きた線路は1986年に敷設されたもの。仏国鉄は保守整備上の問題はないとしている。事故現場の線路は8月に検査済みで、この時には亀裂は発見されていなかったという。なお、高速鉄道は駅への停車前で時速27kmという低速で運転されていたため、事故による負傷者は出ていない。